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幸せを感じる伸び率のお話。|キングコング西野亮廣著「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」

どうも、佐田真人(@mst727)です。

先日、キングコング西野亮廣さんの新刊「魔法のコンパス」を、ようやく読むことができました。

すでにその活躍ぶりをご存知の方も多いと思いますが、普段発言されている内容をより深掘りして書かれた内容になっています。

もちろん西野さん節は本の中でも健在です。

2時間もかからず一気に読めてしまうので、ぜひみなさんにも読んでいただきたいのですが、今日はその中からとても共感できた部分を書き残しておけたらなと。

 

人を幸せにするのは「伸び率」

内容はどれもとても共感できたのですが、その中でも特に刺さった部分がありました。

それが「人を幸せにするのは『伸び率』」だということ。

この話の前段階で「人を幸せにするのは物質的な豊かさではなく、精神的な豊かさである」とあるのですが、これはまだイメージできると思います。

それではなぜ、人を幸せにする精神的な豊かさが伸び率につながるのか。

これは僕が説明するよりも、西野さんの文章を見ていただいた方が早い。ということで、西野さんのブログから該当部分を引用してみましょう。 

精神的に豊かな環境というのは、たとえば、
「蛇口をひねれば当たり前のように水が出る」
ということではなく、
「水が出ることを『ありがたい』と思えること」
なんだけど、
こういうことを、ジジイやババア、はたまた、お坊さんが言ったりするけれど、イマイチ、ピンとこないじゃん?

だって日本に住んでいれば、蛇口をひねれば、やっぱり水が出るし、
これを「ありがたい」と思うには、なかば強引に『ありがたいと思おう』としないと思えない。
これは大変だ。


でも、その『蛇口から水が出るまでの導線を必死になって作った人』は、その蛇口から水が出ることを本気で喜ぶことができる。

なぜなら、自分が本気で頑張らないと蛇口から水が出なかったから。
「もしかしたら、水が出ないかもしれない」という不安がずっとあったから。

だから、蛇口から水が出たことで本気で喜ぶことができる。
たった、蛇口から水が出ただけのことで。


これだけは断言できるんだけれど、

人を幸せにするのは、『クオリティー』ではなくて、『伸び率』だ。

テストで、いつも95点とってる奴が96点をとっても、それほど幸せではないが、
いつも0点の奴が50点をとった時は、「うきょー!」と声をあげる。
クオリティーでいえば、当然、95点の方が上なんだけれど、「どっちの方が幸せか?」というと、この場合だと、50点とれた奴の方が幸せだ。

引用元:キングコング 西野 公式ブログ - ディズニーランドの倒し方 - Powered by LINE

これは確かに本当にその通りだなあと、読んでいてとても共感できました。

 

海外から日本に帰ってきた直後の感覚に近い

自分の身近なところで「伸び率に繋がる幸せ」って何かあったかなあと考えていると、海外から日本に帰ってきた直後の感覚に近いのかなあと。

よく海外帰りで「日本ってやっぱりいい国だなあ」と思うこと、結構あると思います。

掃除が行き届いていて快適な環境作りがされていたり、妙に接客が丁寧だと感じたり、前以上に日本食が美味しく感じられたり...。

普段日本で何気なく生活していても感じられない幸せが、一度海外に行ったことで感じられるようになるんですよね。

これって「蛇口から水が出る」と同じく、マイナスがゼロになっただけなのに幸せを感じる伸び率の話に近いんじゃないかなあと。

そしてそのマイナスからゼロまでの距離、つまり伸び率をどうデザインしていくかが、これからとても大切になってくるのだと思います。

 

最後に

伸び率のデザインの仕方については、こちらの「ディズニーランドの倒し方」にも触れられていますし、本書にも書かれています。

その他にも興味深い内容がたくさん書かれているので、ぜひ一度読んでみてください。オススメです。

魔法のコンパス 道なき道の歩き方

魔法のコンパス 道なき道の歩き方

 

 あ、ちなみに西野亮廣さんの活動をもっと知りたい方は、こちらも合わせて読んでみてください(kindle unlimited対象です)。

Discover Japan(ディスカバージャパン) 2017年 02 月号 [雑誌](特集:西野亮廣)
 

今日はこれにておしまい。
それではまた!