TOKIORI

心地よい暮らしや理想的な働き方を模索する。

海外の文化に触れることで得られる小さな気づき。


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佐田真人(@mst727)です。

先月、台湾の友達(リオウ)から、「来週東京に行くから会おう!」と突然連絡があり、久しぶりに会ってきました。

最初にリオウと出会ったのは約一年半前の台湾。ちょうど大学卒業を控えた春休みに、台湾を一周していたときのカウチホスト。フリーのファッションフォトグラファーとして活動し、現在も海外を旅しながら写真を撮り続けている、とても刺激になる友達の一人。

今日はそんな海外の友達と過ごした1日の中で、いくつか小さな気づきがあったので、書き残しておこうと思います。

話の根幹となるのは実体験

お昼にリオウと上野で待ち合わせし、ランチにお蕎麦を食べながら、約一年半の積もり積もった話をひたすらしてたのですが、久しぶりに聞く彼の話は、とにかく聞いていておもしろかった。
リオウは世界を巡り、写真を撮って感じたことや、日本を訪れて初めて開いたフォトセミナーについて、今までの経験を通してこれからどうしていくかなど、いろいろと語ってくれました。

その話を聞いていてとても面白かったのですが、なぜ面白いと感じたのか。それは自分にとって彼の話がとても新鮮だったこともありますが、彼の話そのものが、彼自身の実体験からくるものだったから。そこには彼の想いがあり、熱を帯びているからこそ、引き込まれたんだなと思います。

以前の記事にも書きましたが、自らの経験を通して出た言葉には、その言葉自体が整っていなくても、どこかその人自身の重みがあり、熱がある。だからこそ聞いていて面白いと感じるし、引き込まれていくんだなと。逆にあたかも自分が体験したかのように話す人の言葉には、聞いている側もうんざりしてしまう。何より話している人自身が一番そのギャップに気づいているはずだと思います。

自らの体験を通して感じたことを、自分の言葉で咀嚼して語ってくれるからこそ、こちらも聞いていて面白いし、引き込まれるんだろうなと。そう感じました。

参照:言語化と行動を繰り返すことで自分の言葉が形成されていくっていうお話 - TOKIORI

 

自分にとっての当たり前が、相手にとっての当たり前とは限らない

上野でランチをした後は、浅草まで歩いて行くことに。夕方からモデルさんとフォトシューティングをするとのことだったので、自分も同行させてもらうことになりました。

浅草駅でモデルの龍宇堂さんと音楽家の小谷さんにお会いし、軽く自己紹介をしてフォトシューティングの打ち合わせ。「東京の日常の暮らし」をテーマに写真を撮りたいということだったので、リオウがイメージする日本の世界観とその世界観に合いそうな場所をいくつか選び、さっそくそこへと足を運びました。

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まずは浅草の雷門通りへ。お互いまだ探り探りのコミュニケーションをとりながら、リオウの撮影する機会を窺います。しかしなかなかそのタイミングが訪れず、どうすればいいか分からない状態が続きました。「普段の撮影と仕事の仕方が全く違うし、言葉も通じないからどうすればいいか分からない」と皆困惑した様子だったのですが、その時に改めて感じたのは、自分にとっての当たり前は、相手にとっての当たり前ではないということ。

自分の考えてる当たり前なんて、相手からすると全然当たり前じゃなかったりする。そこをそれぞれの「当たり前だから〜」っていう程で何も共有せずに物事を進めてしまうと、必ずその先で歪みが生じてしまう。だからこそ相手の視点に立った上で、自分の想いや考えを伝えることが大切なのだと思います。

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改めてイメージ共有@吾妻橋付近

その後の撮影は順調に進み、夕方から夜にかけて様々な場所で写真を撮りました。

上野駅周辺で撮ったり...

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電車の中でも撮り続ける。笑

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ラストは新宿思い出横丁。

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やっぱり何かを創るって楽しい

写真は撮影風景の一部始終ですが、浅草から始まり、上野に丸の内、六本木からラスト新宿と、半日かけていろんな場所を廻りました。こうしてリオウのフォトシューティングに参加させてもらうこと自体が初めてだったので、普段写真を観ているだけじゃ分からない、彼の頭の中を垣間見ることができ、とても勉強になりました。

「写真を撮る上で本当に大事なのはカメラやレンズではなく、アイデアだ」

彼がよく言ってた言葉なのですが、何をする上でも通ずる大切な考え方だと思います。イメージのぶつかり合いから生まれる新しいアイデア、そしてアイデアを形にする過程で芽生えるその場の一体感には、まるで子供のころ秘密基地を作っていたときのような、何とも言えない楽しさを感じます。やっぱり誰かと何かを創るって本当に楽しい。

最後、新宿思い出横丁での撮影が終わり、龍宇堂さんと小谷さんともお別れ。二人ともそれぞれの夢を持ち、クリエイティブな分野で活動されている素敵な方たちでした。リオウとはその後も少し話していたのですが、来年からはフランスを拠点にファッションフォトグラファーとして活動するそう。夢をしっかり実行していくその姿勢、負けてられない。

最後に

最近は全然海外の友達と会ってなかったので、久しぶりにとても刺激的な一日を過ごせました。これを機に国際交流ももっとしていきたいな。そしてどうせなら何か形にしていきたい。

こういう経験って普段気づけない物事のあり方に、改めて気づかせてくれる。ただよくよく考えてみると、そういうときは極端にわかりやすい形となって表れているだけで、実は似たような事象って普段の生活の中でも起きていることなんだと思います。


そんな小さな気づきは時に、新しい価値観を形成してくれる。海外の環境に身を置いたときなんかは、それこそ今までの価値観が壊されては、また新たに形成されていったような気がします。だからこそとても新鮮だと感じるし、自分にとってとても刺激的なんだろうなと。

そんなことを考える、今日この頃です。
そこらへんの話はまたいずれしていければと思います。

今日はこれにておしまい。
それではまた!